(Photo:Motorsports@nifty)
PP 脇阪寿一 「昨日の走り始めからクルマは決まっていて、インフォメーションがわかりやすか ったので、路面状況にあわせて調整がしやすかったです。今年のクルマはずっと、 タンクが重いときは荷重が乗りやすいのに、タンクが軽いと乗らないんですけど、 もてぎの走り方は良く分かっているので、他のサーキットより合わせ易いんですよ。 だから今回のタイムは、クルマなりの速さが出た結果だと思います。 このところスタートもうまくいっているので、明日もキッチリ決めて勝ちたいですね」 2位 リチャード・ライアン 「今シーズンで初めてクルマに梃子摺っています。予選の一回目でギヤトラブルが 出て、二回目までに対策はしたんですが、それでも調子が良くなくて、そのせいで 2回もコースオフしてしまいました。とにかく何をやってもうまくいかない状態で、 1コーナーでギヤの確認をしなければならない有様で、寿一のようにハードにプッシュ することができませんでした。 それでもハンドリング自体は悪くありませんし、セッティングは決まっているので、 明日は良い結果を出したいです」 3位 井出有治 「昨日の走り出しは悪くなかったんですが、ニュータイヤを履いたときのバランスが 今ひとつでした。予選一回目はギヤが落ちないトラブルが出たため、ベストタイムが 出せませんでした。チームは予選ニ回目までに直してくれたんですけど、まだ完全 じゃなくて、さらにはメーターにもトラブルが出て、ギヤポジションや回転数が分か らなくなってしまいました。正直こんな完璧じゃない状態で3番手になれたのはラッキ ーだったと思います。残り2レースになり、タイトルは難しくなりましたが、チーム やスポンサーの皆さんのためにも、最後まで諦めないで走ります」