昨年GT300クラスに参戦したVEMAC RD320R (Photo:K.Takeshita)
3月1日、(株)アールアンドデースポーツは、今シーズンは新開発のVEMAC RD350Rで全日本GT選手権GT500クラスへ参戦することを発表した。
このRD350Rは、昨年GT300クラスに参戦したRD320Rの上位機種として、英国VEMAC社と(株)東京アールアンドデーの共同で開発されたVEMAC RD350をベースに、JGTC用に改造した車両。エンジンは、VEMAC社と英国Zytek Engineering 社とで共同で開発したV型8気筒3.4Lの専用エンジンを搭載する。
ドライバーは昨年同様、柴原と蜜山を起用。参戦は第2戦富士(5/3-4)からとなる予定だ。
VMACは昨年GT300クラスで3勝を挙げシリーズ2位。速さでは群を抜いていただけに、GT500クラスでトヨタ、ニッサン、ホンダ各ワークス勢にどこまで食い下がるのか注目される。
◆車両概要 ベース車両 : VEMAC RD350 車体寸法 : 4500 x 1995 x 1180 (L x W x H) 車両重量 : 1200Kg(予定) エンジン : 水冷V型8気筒3400cc NA ZV348型 エンジン製造元 : VEMAC-Zytek リストリクタ : φ31.4mm x 2 (予定、但し参加条件による) トランスミッション : ヒュ-ランド、6速シーケンシャル タイヤ : ダンロップ ◆JGTC参戦体制 参加カテゴリ : GT500クラス ゼッケン : 62 車両名称 : VEMAC R&D ダンロップ 350R チーム監督 : 本島伸次 ドライバー(1) : 柴原眞介 ドライバー(2) : 密山祥吾